TPP動向とパワーバランス
TPP動向とパワー・バランス
メリットはアメリカは国民皆健康保険制度自体が存在せず、ビジネス第一主義であるため日本の国民皆健康保険制度が崩れるおそれがあるとなっていたがその心配はなくなったことだ。著作権に関して考えると、アメリカは日本と比較しても厳格であった。TPPで貿易が活性化されると日本も強制的に著作権の基準も上げる必要があったため、その必要はなくなった。
新興国はTPP加盟により、先進国の下請けとして仕事を担う代わりにノウハウを習得し、国際協業を通じて発展していくことが予想される。
また輸入品に高い関税を課すことで、自国の産業を保護し、国民に国産の製品を買うように仕向ける政策も行っている。この輸入代替政策は自国の産業を甘やかす結果に終ってしまう可能性がある。過保護な政策は経済の足腰を弱くしてしまうからである。