元不登校、現役大学生の雑記

自分の経験則を誰かの生活に役立てられるのではないかと思い、始めさせていただきました。過去の自分のように暗くて辛い生活で悩んでおられる方々の、一助となれば幸いです。リアルをお伝えできるよう心がけています。

TPP動向とパワーバランス

TPP動向とパワー・バランス 
 
アメリカの大統領トランプはTPP脱退を表明した。その理由は、関税撤廃などによる過度な貿易自由化やグローバル化を危惧したためである。
オバマ大統領はとトランプ大統領とは真逆で、関税撤廃によるグローバル化アメリカの利益につながると考えていた。
アメリカ脱退のデメリットは、アメリカが市場規模としてかなり大きく日本の輸出産業が受ける恩恵がなくなってしまったことである。
メリットはアメリカは国民皆健康保険制度自体が存在せず、ビジネス第一主義であるため日本の国民皆健康保険制度が崩れるおそれがあるとなっていたがその心配はなくなったことだ。著作権に関して考えると、アメリカは日本と比較しても厳格であった。TPPで貿易が活性化されると日本も強制的に著作権の基準も上げる必要があったため、その必要はなくなった。

新興国はTPP加盟により、先進国の下請けとして仕事を担う代わりにノウハウを習得し、国際協業を通じて発展していくことが予想される。
また輸入品に高い関税を課すことで、自国の産業を保護し、国民に国産の製品を買うように仕向ける政策も行っている。この輸入代替政策は自国の産業を甘やかす結果に終ってしまう可能性がある。過保護な政策は経済の足腰を弱くしてしまうからである。