インスタグラムの意思決定プロセスと要因
意思決定プロセス
⚫ 場所で検索する場合
※普段はこの検索方法が多い。
1. 場所名+ジャンルで検索を行う。( 例:表参道カフェ、自由が 丘ランチなど)
2. 食べ物の写真を一覧で確認する。
3. アクセスを確認する。
4. 店名で再検索を行い、店内環境を確認する。
5. 値段を確認する。
6. 同店の他メニューを確認する。
7. ここではじめて投稿キャプションを確認する。他の投稿者に よる味の感想や公式による特筆情報などを確認するためであ る。
⚫ 食べ物、飲み物で検索する場合
1. 任意の食べ物名、飲料名で検索を行う。( 例:いちごパフェ、 カルボナーラなど) 2. 食べ物の写真を一覧で確認する。
3. それ以降は場所で検索する際と概ね同じ手順を踏む。
※しかし場所での絞り込み検索は行っていないため、アクセ ス情報確認後に検索を中断し態度新しい店舗を調べることが良くある。
⚫ 店舗を検索する場合
1. 店舗名もしくは建物名で検索を行う。( 例:ヨックモック、新宿ルミネなど)
2. それ以降は場所で検索する場合と概ね同じ手順を踏む。
統合理論
前提として大まかな意思決定プロセスは、情報獲得→認知→興味喚起である。先の意思決 定プロセスで示した店舗で検索する場合のように、予め店舗情報を知っている際には順序 が認知→情報獲得→興味喚起となる。
⚫ 新しい行動への利益
・新たな場所の開拓という楽しみの追求ができる。
・目当ての店で時間を過ごす楽しみが追求できる。
・インスタグラムへ投稿する楽しみが追求できる。
・友達や家族と同じ時間を共有できる。
表参道はおしゃれなレストランやカフェが多く点在しており、大学とのアクセスの関係 から容易に開拓が可能である。新しいお店の開拓意志があり、新しい場所に行った際は友達 と共有したいと思っている。大学の近くにあるお店は、大学の友達を一緒に行きたい願望が ある。
⚫ 新しい行動への損害
・情報収集不足による理想と現実とのギャップが生まれる場合がある。
・接客態度が良くない場合がある。
・独自の料金システムをとっている場合がある。
・写真と実際のメニューが違っている場合がある。
・店内環境が落ち着けなかったり、騒がしかったりする場合がある。
新しいお店の開拓はなにもいいことばかりではなく、情報収集不足により想定外の事態
が起こりうる。お店選びの失敗により、楽しい時間が過ごせなかったり友達との時間が台無 しになってしまったりする場合があるのだ。これらの事態を回避すべく、インスタグラム内 の検索ツールを駆使し必要な情報を入手するのである。