元不登校、現役大学生の雑記

自分の経験則を誰かの生活に役立てられるのではないかと思い、始めさせていただきました。過去の自分のように暗くて辛い生活で悩んでおられる方々の、一助となれば幸いです。リアルをお伝えできるよう心がけています。

主な転職理由の調査

組織間キャリア発達特有の影響要因(転職理由)

  • 組織間キャリア発達の客観的側面への影響

倒産や解雇など非自発的理由では、全年齢層で転職後の年収の低下。20歳未満・40歳以上の中高年齢層で低下の程度大きい(勇上,2001)

  • 主観的側面への影響

非自発的理由では、再度の転職(多重転職)の意思高い(中村,2001)

  • 「いろいろな会社で経験を積みたい」等、自己都合退職、なかでも積極的理由による転職経験が職務満足の高さに影響(守島,2001)
  • 男女とも自己都合(男性1%、女性78.7 %)の比率最も高い
  • 自己都合の離職理由(3つまで複数回答)

男性:会社の将来に不安を感じた(30.9%)、満足のいく仕事内容でなかった(28.3 %)

女性:労働条件(賃金以外)がよくなかった(27.2%)、満足のいく仕事内容でなかった(24.6%)の順

 

組織間キャリア移動としての転職

1 転職の定義

広義:職業の具体的内容である仕事の種類、地位及び勤務先の3要素のうち、1つまたは2つ以上を変えることを個人の観点でとらえること(武田,1984)  一般的   

狭義:勤務先(の組織または雇用主)を変えること

2 転職の類似形態

(1)離職 (2)引退

3 転職の分類 

(1)自発的な転職と非自発的な転職

(2)機能的な転職と逆機能的な転職

(3)コントロール可能な転職と不可能な転職

 

転職者(正社員)の前社での雇用形態・勤務期間-転職者実態調査(2015)

  • 正社員7%、契約社員9.8%、その他7.4 %、嘱託社員3.9%
  • 男女別

男女とも正社員が最も多いが、女性はその他(12.2%)、契約社員(11.6%)も多い

  • 勤務期間

2~5年未満27.1%、 5~10年未満18.6% 10年以上18.0%の順

  • 5年未満の勤務期間では女性の方が男性より転職者比率高い

 

転職後の賃金の変化(正社員) -転職者実態調査(2015)

  • 増加4%、減少36.1%、変わらない22.1%
  • I.(賃金が増加した労働者割合-賃金が減少した労働者割合)

44 歳以下でプラス、45 歳以上でマイナス。若いほど D.I.が高い

 事業所規模別

規模によりばらつきあるが、1000人以上の規模でD.I.が7.8ポイントと最も高い

  • 減少2%、変わらない33.0%、増加31.6%
  • I.(労働時間が増加した労働者割合-労働時間が減少した労働者割合)

女性4.5ポイント、男性-7.7ポイント

女性の「増加」超過幅大きい

 

転職満足度 -転職者実態調査(2015)

  • 満足0%、やや満足33.3%、どちらでもない35.5%、やや不満7.7%、不満2.6%
  • I.(「満足」-「不満足」)

43.0ポイント(男性42.9ポイント、女性43.2ポイント)。事業所規模大きいほど D.I.高い  

  • 満足度項目別
  • 全項目で満足が不満足上回る
  • 「仕事内容・ 職種」が最も高く(61.2 ポイント)、「賃金」が最も低い(17.7 ポイント)

 

現在の会社を選んだ理由 -転職者実態調査(2015)

  • 仕事の内容・職種に満足(40.8%)、自分の技術・能力が活かせる(37.5%)、労働条件(賃金以外)がよい(24.9%)の順
  • 男女別-「会社に将来性があるから」は男性(16.2%)が女性(8.3%)より高く、「転勤が少ない、通勤が便利だから」は女性(27.5%)が男性(17.1%)より高い
  • 学歴別-「仕事の内容・職種に満足」は、学歴が高くなるほど高く、「賃金が高い」は、学歴が高くなるほど低い